声のメカニズム(4) ~ 舌の根の乾かぬうちに Part1 ~
- 2018/04/12
- 17:00
声のメカニズム(1) ~ 精巧な管楽器 ~
声のメカニズム(2) ~ 空気の冒険 Part1 ~
声のメカニズム(2) ~ 空気の冒険 Part2 ~
声のメカニズム(3) ~ 細切れで声を作ろう!Part1 ~
声のメカニズム(3) ~ 細切れで声を作ろう!Part2 ~
も併せてどうぞ。
前回は、肺から出された空気君が声帯で細切れにされて、これが“ブザーの音”
のような声の元の音になるというお話しをしました。
人は、声帯の動きのスピードをコントロールすることによって、声の高さを変えてい
るんでしたね。
このシリーズの最初で、
「人間は皆、いつも超精巧な管楽器を持ち歩いているのですよ」
と書いたのを覚えていますか?
管楽器は、吹き込んだ息が管の中の壁に当たって音となり、管の形や長さを変え
たりすることによって、出す音の周波数を変えているんでしたよね?
ところで、管楽器に吹き込まれた「息」は、まずは最初に管の端にある発音体に
ぶつかることによって大きく振動して
「音源(おんげん)」
すなわち「音のもと」になるんです。
吹き慣れない人が吹いても、「ズー」とか「ブー」とかいって、ちゃんとした音になら
ないですよね?
あれは、発音体を利用して息を振動させるのが下手なせいで、音源がうまく作れ
ないからなんです。
そう、声も同じ。
声帯によって細切れにされた空気君は、つまりは細切れにされたことによって
大きく振動する「音源君」に進化したのです。
「空気君」の進化形は「音源君」ですね
(ポケモンみたいでしょう?)
そして、この音源君、ここから先も管楽器と同じように、形をダイナミックに変える
ことができる「菅」を通って行くのです。
つづく-> 声のメカニズム(4) ~ 舌の根の乾かぬうちに Part2 ~
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前回は、肺から出された空気君が声帯で細切れにされて、これが“ブザーの音”
のような声の元の音になるというお話しをしました。
人は、声帯の動きのスピードをコントロールすることによって、声の高さを変えてい
るんでしたね。
このシリーズの最初で、
「人間は皆、いつも超精巧な管楽器を持ち歩いているのですよ」
と書いたのを覚えていますか?
管楽器は、吹き込んだ息が管の中の壁に当たって音となり、管の形や長さを変え
たりすることによって、出す音の周波数を変えているんでしたよね?
ところで、管楽器に吹き込まれた「息」は、まずは最初に管の端にある発音体に
ぶつかることによって大きく振動して
「音源(おんげん)」
すなわち「音のもと」になるんです。
吹き慣れない人が吹いても、「ズー」とか「ブー」とかいって、ちゃんとした音になら
ないですよね?
あれは、発音体を利用して息を振動させるのが下手なせいで、音源がうまく作れ
ないからなんです。
そう、声も同じ。
声帯によって細切れにされた空気君は、つまりは細切れにされたことによって
大きく振動する「音源君」に進化したのです。
「空気君」の進化形は「音源君」ですね
(ポケモンみたいでしょう?)
そして、この音源君、ここから先も管楽器と同じように、形をダイナミックに変える
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- ジャンル:ライフ
- カテゴリ:「伝わる」技術
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