声のメカニズム(2) ~ 空気の冒険 Part2 ~
- 2018/04/03
- 17:00
声のメカニズム(1) ~ 精巧な管楽器 ~
声のメカニズム(2) ~ 空気の冒険 Part1 ~
も併せてどうぞ。
この声帯、2枚の襞(ひだ)で出来ていて、それが横に並んだような形をしています。
そうですね、例えばカーテンのようと言うか、襖のようと言うか、門や扉のようと
言うか・・・
つまり2枚の襞が真中で左右に分かれているわけです。
この2枚の襞は、頻繁に開いたり、閉じたりします。
開いた時にできる2枚の襞の間、つまり通り道は
声門(せいもん)
と呼ばれます。
空気君は、声帯が開いている時だけ、声門を通って先に進むことができます。
閉じている時は、残念!、行き止まりです。
声帯が開いたり、閉じたりするスピードは、
男性で1秒間に120回くらい、女性で250回くらいです。
だから、空気君は1秒間に120回くらい、出たり、止まったりを繰り返される
わけです。
肺から出された空気君、最初はノンビリと一定の量で
「ふぅぅぅぅぅぅ」
と出てきた
のに、声帯で細かく分けられて、1秒間に120回~250回くらいの周期で出された
り止められたり・・・細切れにされてしまいます。
肺からの旅が始まってすぐに、いきなりバラバラの細切れに!
こりゃぁ、大変な冒険になりそうです。
ちょっと可哀そう?
いえいえ、ちっとも可哀そうじゃありません。
これがなければ「声」はできないんですから。
つづく-> 声のメカニズム(3) ~ 細切れで声を作ろう!Part1 ~
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声のメカニズム(2) ~ 空気の冒険 Part1 ~
も併せてどうぞ。
この声帯、2枚の襞(ひだ)で出来ていて、それが横に並んだような形をしています。
そうですね、例えばカーテンのようと言うか、襖のようと言うか、門や扉のようと
言うか・・・
つまり2枚の襞が真中で左右に分かれているわけです。
この2枚の襞は、頻繁に開いたり、閉じたりします。
開いた時にできる2枚の襞の間、つまり通り道は
声門(せいもん)
と呼ばれます。
空気君は、声帯が開いている時だけ、声門を通って先に進むことができます。
閉じている時は、残念!、行き止まりです。
声帯が開いたり、閉じたりするスピードは、
男性で1秒間に120回くらい、女性で250回くらいです。
だから、空気君は1秒間に120回くらい、出たり、止まったりを繰り返される
わけです。
肺から出された空気君、最初はノンビリと一定の量で
「ふぅぅぅぅぅぅ」
と出てきた
のに、声帯で細かく分けられて、1秒間に120回~250回くらいの周期で出された
り止められたり・・・細切れにされてしまいます。
肺からの旅が始まってすぐに、いきなりバラバラの細切れに!
こりゃぁ、大変な冒険になりそうです。
ちょっと可哀そう?
いえいえ、ちっとも可哀そうじゃありません。
これがなければ「声」はできないんですから。
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