人が音を聞くメカニズム(6) ~ ウネっちゃったら、どうなるの? Part1~
- 2018/03/01
- 17:00
人が音を聞くメカニズム(1) ~音は、空気の中を漂う~
人が音を聞くメカニズム(2) ~そんなに凄いことをやってるんだ!~
人が音を聞くメカニズム(3)~最も小さな骨~
人が音を聞くメカニズム(4) ~耳小骨の実力~
人が音を聞くメカニズム(5) ~ あの渦巻きは何だ!? Part1 ~
人が音を聞くメカニズム(5) ~ あの渦巻きは何だ!? Part2 ~
も併せてどうぞ。
蝸牛は、サザエのつぼ焼きのような形をしていて、中は三つの階(穴)に
分かれています。
それぞれの階はリンパ液で、すきま無く満たされています。
音が入ってくると、蝸牛の渦巻きの一番外側にあって、3階建ての上の階に
つながっている窓から、中耳の「あぶみ骨」を通して中のリンパ液が揺らされます。
3階建ての真ん中の階と下の階を仕切る膜は「基底膜(きていまく)」と呼ばれて
います。
ここまでが前回までのお話でした。
さて、中のリンパ液が、伝わってきた音によって揺らされると何が起きるでしょうか?
リンパ液は、すきま無くびっしりと詰まっているんですよ。
想像できますか?
そうです!
蝸牛の中を仕切っている、うす~い膜である「基底膜」が、リンパ液の揺れに
応じて変形(湾曲)するんです!
チューブ上になった蝸牛の、一番外側の窓から力を加えられて出来たリンパ液の
揺れは、チューブの中を奥へ奥へと進みます。
それと一緒に基底膜の変形(湾曲)も、進行波となって奥へ奥へと進みます。
さらに面白いことに、基底膜は蝸牛の外側では狭くて硬いのですが、先に行くに
従って少しずつ広く、そして、わずかではありますが柔らかくなっているのです。
この構造によって、入ってきた音の周波数に応じて基底膜の変形の度合いが
変わるのです。
つづく-> 人が音を聞くメカニズム(6) ~ ウネっちゃったら、どうなるの? Part2~
↓このブログを応援してくださる方は↓
↓クリックよろしくお願いします↓
人が音を聞くメカニズム(2) ~そんなに凄いことをやってるんだ!~
人が音を聞くメカニズム(3)~最も小さな骨~
人が音を聞くメカニズム(4) ~耳小骨の実力~
人が音を聞くメカニズム(5) ~ あの渦巻きは何だ!? Part1 ~
人が音を聞くメカニズム(5) ~ あの渦巻きは何だ!? Part2 ~
も併せてどうぞ。
蝸牛は、サザエのつぼ焼きのような形をしていて、中は三つの階(穴)に
分かれています。
それぞれの階はリンパ液で、すきま無く満たされています。
音が入ってくると、蝸牛の渦巻きの一番外側にあって、3階建ての上の階に
つながっている窓から、中耳の「あぶみ骨」を通して中のリンパ液が揺らされます。
3階建ての真ん中の階と下の階を仕切る膜は「基底膜(きていまく)」と呼ばれて
います。
ここまでが前回までのお話でした。
さて、中のリンパ液が、伝わってきた音によって揺らされると何が起きるでしょうか?
リンパ液は、すきま無くびっしりと詰まっているんですよ。
想像できますか?
そうです!
蝸牛の中を仕切っている、うす~い膜である「基底膜」が、リンパ液の揺れに
応じて変形(湾曲)するんです!
チューブ上になった蝸牛の、一番外側の窓から力を加えられて出来たリンパ液の
揺れは、チューブの中を奥へ奥へと進みます。
それと一緒に基底膜の変形(湾曲)も、進行波となって奥へ奥へと進みます。
さらに面白いことに、基底膜は蝸牛の外側では狭くて硬いのですが、先に行くに
従って少しずつ広く、そして、わずかではありますが柔らかくなっているのです。
この構造によって、入ってきた音の周波数に応じて基底膜の変形の度合いが
変わるのです。
つづく-> 人が音を聞くメカニズム(6) ~ ウネっちゃったら、どうなるの? Part2~
↓このブログを応援してくださる方は↓
↓クリックよろしくお願いします↓

- 関連記事
-
- 高齢者のコミュニケーション能力 ~口を大きく開けてしゃべるように心がけてください ~
- 高齢者のコミュニケーション能力 ~大きい声を出せばよいと思っていませんでしたか? ~
- 人が音を聞くメカニズム(6) ~ ウネっちゃったら、どうなるの? Part1~
- 人が音を聞くメカニズム(5) ~ あの渦巻きは何だ!? Part2 ~
- 高齢者のコミュニケーション能力 ~精神論だけでは、より良いコミュニケーションは実現しないのです~
- テーマ:生活・暮らしに役立つ情報
- ジャンル:ライフ
- カテゴリ:「伝わる」技術
- CM:0
- TB:0