補聴器ってなに? ここまでをまとめ読み2
- 2019/04/18
- 12:00
補聴器ってなに? ここまでを、まとめ読み!
も併せてどうぞ!
実際に聞こえが悪くなってきた時に皆さんが考える補聴器について正しい知識を身につけて
頂きたいと思います。
最近は、助聴器や集音器という名称で売られている器械もあります。
補聴器と助聴器、集音器との最大の違いは、薬事法という法律の認可を受けているか、
いないかなのです。
薬事法の認可を受けるのは、メーカーにとってはすごく大変なので、認可を受けていない
助聴器や集音器は、とても安く売ることができるのです。その代わり、病院などからお客さんを
紹介されることはほとんどありませんから、通販が多くなるのです。
集音器にも、ちゃんとした性能の物もあります。しかし一方で、悪質な業者が多いことも
事実です。つまり、助聴器や集音器は、価格が安いんぶんリスクも大きいということです。
さて、ここが難しいところです。
安い集音器には悪質な業者が多い。
では、5倍~10倍の価格の補聴器を買えば、間違いなく聞こえは改善するのでしょうか?
確かに、補聴器と名のつくものは、薬事法に則って作られています。
ですから、耳を保護するための出力制限装置など、基本機能は必ず備わっています。
だから、
安心は安心
です。
でも、それで必ず聞こえが良くなるかというと、残念ながら、

その保証はできません
ここが、眼鏡と補聴器の最も大きな違いです。
眼鏡は、ほとんどの場合が、使用すれば良く見えるようになります。
でも、補聴器は、上手く聞こえるようにならない場合もあるのです。
これには、様々な原因があります。
聞こえが悪くなった状態を、耳をふさいだり、耳栓をしたりして体験するという企画を
時々見かけますが・・・
あれは全く意味がありません
高齢者(シニア世代)の方々の「聞こえが悪い」という状態は、そんな単純なものでは
ないというお話は、当ブログでも、ずいぶんしてきました。
聞こえ
というのは、ひとりひとり違うのです。
ですから、ひとりひとりの聞こえの具合や程度をしっかりと測って、それに合う音が
出るように補聴器を調整する必要があるのです。
眼鏡だって、買う前に様々な検査をして、調整してもらうでしょう?
補聴器も同じです。
最近の補聴器は、コンピューターで調整出来るようになっています。
でも、コンピューターで調整すれば、全ての人の聞こえに合うような調整が出来るとは
限りません。
簡単に言えば、調整員の
腕(能力)

で、聞こえの具合はいくらでも変わってしまうということです。
下手な調整員しかいない店で買ってしまったら、助聴器や集音器と大差ない結果になって
しまう場合も多いのです。
眼鏡よりも補聴器の方が、調整員の腕の影響は遥かに大きいのです。
高価な機械を買えば良く聞こえるようになると勘違いしている人も多いですが、
高価な補聴器と言うのは、つまりは、
調整機能が多い
ということなのです。
ですから、調整員の腕が悪ければ、
全く意味がありません
お金をどぶに捨てるようなものです。

それだったら、安い集音器の方がマシということになるでしょう。
それから、補聴器は、調整が上手く行ったからと言って、眼鏡のように、
昔の聞こえ
に戻るわけではありません。
聞こえ方は、若い頃とは変わってしまいます。
だから、補聴器を買う時は、どんな音(家族の声?同僚、お客さんの声?
仕事場の音?)が自分にとって必要か?ということを考え、それを調整員に
伝え、調整員は、それを反映させた調整をする必要があるのです。
それには、
とても高いスキル
が必要なのです。
そうは言っても、それぞれのお店の調整員の能力は、私たちには分かりませんよね。
どうしましょう?
1つ、目安になるのは、
認定補聴器技能者
という資格を持った人がいる
認定補聴器店
かどうか?
という点です。
認定補聴器技能者というのは国家資格ではありませんが、補聴器の調整に関する勉強と、
実際の現場での経験がなければ取れない資格です。
あとは、そのお店がお客さんに実施する
検査や聞こえのチェック
の項目や内容で、そのお店の最低限のスキルが、かなり判断できると思います。

いい加減なお店は、ちゃんとしたチェックをしないものです。
また、多くの集音器のように通信販売で売られるているモノの最大の問題は、
こういった聞こえのチェックを全く行わないで売っているところなのです。
視力と同じように、聴力だって、個人個人で全く違うのです。
さて、では、具体的には、どんなチェックが必要なのでしょうか?
つづく-> 補聴器ってなに? ここまでをまとめ読み3
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実際に聞こえが悪くなってきた時に皆さんが考える補聴器について正しい知識を身につけて
頂きたいと思います。
最近は、助聴器や集音器という名称で売られている器械もあります。
補聴器と助聴器、集音器との最大の違いは、薬事法という法律の認可を受けているか、
いないかなのです。
薬事法の認可を受けるのは、メーカーにとってはすごく大変なので、認可を受けていない
助聴器や集音器は、とても安く売ることができるのです。その代わり、病院などからお客さんを
紹介されることはほとんどありませんから、通販が多くなるのです。
集音器にも、ちゃんとした性能の物もあります。しかし一方で、悪質な業者が多いことも
事実です。つまり、助聴器や集音器は、価格が安いんぶんリスクも大きいということです。
さて、ここが難しいところです。
安い集音器には悪質な業者が多い。
では、5倍~10倍の価格の補聴器を買えば、間違いなく聞こえは改善するのでしょうか?
確かに、補聴器と名のつくものは、薬事法に則って作られています。
ですから、耳を保護するための出力制限装置など、基本機能は必ず備わっています。
だから、
安心は安心
です。
でも、それで必ず聞こえが良くなるかというと、残念ながら、

その保証はできません
ここが、眼鏡と補聴器の最も大きな違いです。
眼鏡は、ほとんどの場合が、使用すれば良く見えるようになります。
でも、補聴器は、上手く聞こえるようにならない場合もあるのです。
これには、様々な原因があります。
聞こえが悪くなった状態を、耳をふさいだり、耳栓をしたりして体験するという企画を
時々見かけますが・・・
あれは全く意味がありません
高齢者(シニア世代)の方々の「聞こえが悪い」という状態は、そんな単純なものでは
ないというお話は、当ブログでも、ずいぶんしてきました。
聞こえ
というのは、ひとりひとり違うのです。
ですから、ひとりひとりの聞こえの具合や程度をしっかりと測って、それに合う音が
出るように補聴器を調整する必要があるのです。
眼鏡だって、買う前に様々な検査をして、調整してもらうでしょう?
補聴器も同じです。
最近の補聴器は、コンピューターで調整出来るようになっています。
でも、コンピューターで調整すれば、全ての人の聞こえに合うような調整が出来るとは
限りません。
簡単に言えば、調整員の
腕(能力)

で、聞こえの具合はいくらでも変わってしまうということです。
下手な調整員しかいない店で買ってしまったら、助聴器や集音器と大差ない結果になって
しまう場合も多いのです。
眼鏡よりも補聴器の方が、調整員の腕の影響は遥かに大きいのです。
高価な機械を買えば良く聞こえるようになると勘違いしている人も多いですが、
高価な補聴器と言うのは、つまりは、
調整機能が多い
ということなのです。
ですから、調整員の腕が悪ければ、
全く意味がありません
お金をどぶに捨てるようなものです。

それだったら、安い集音器の方がマシということになるでしょう。
それから、補聴器は、調整が上手く行ったからと言って、眼鏡のように、
昔の聞こえ
に戻るわけではありません。
聞こえ方は、若い頃とは変わってしまいます。
だから、補聴器を買う時は、どんな音(家族の声?同僚、お客さんの声?
仕事場の音?)が自分にとって必要か?ということを考え、それを調整員に
伝え、調整員は、それを反映させた調整をする必要があるのです。
それには、
とても高いスキル
が必要なのです。
そうは言っても、それぞれのお店の調整員の能力は、私たちには分かりませんよね。
どうしましょう?
1つ、目安になるのは、
認定補聴器技能者
という資格を持った人がいる
認定補聴器店
かどうか?
という点です。
認定補聴器技能者というのは国家資格ではありませんが、補聴器の調整に関する勉強と、
実際の現場での経験がなければ取れない資格です。
あとは、そのお店がお客さんに実施する
検査や聞こえのチェック
の項目や内容で、そのお店の最低限のスキルが、かなり判断できると思います。

いい加減なお店は、ちゃんとしたチェックをしないものです。
また、多くの集音器のように通信販売で売られるているモノの最大の問題は、
こういった聞こえのチェックを全く行わないで売っているところなのです。
視力と同じように、聴力だって、個人個人で全く違うのです。
さて、では、具体的には、どんなチェックが必要なのでしょうか?
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