マーケティングと新商品開発 ~ ガーッ と上って行きますよ ~
- 2013/12/12
- 12:50
マーケティングと新商品開発(ここまでをまとめ読み!)
マーケティングと新商品開発(ここまでをまとめ読み2)
マーケティングと新商品開発 ~ その知識やアイデアはいくらでしょうか? ~
マーケティングと新商品開発 ~ 終身雇用という投資 ~
も併せてどうぞ!
現代の新商品開発は、とても難しくなりました。
日本は技術力では負けていない。負けているのは、マーケティング力と商品企画力なんです。
皆の、”ちょっとだけ新しい”を目指してしまう心理とコストを先に考える心理が・・・。
そして、徹底的に無駄を無くすために、一般に報道されているのは、大手企業が部品代や
生産機械にかかる費用を節約しているという話ですが、それ以前に知識やアイデアという
目に見えないモノに対する費用は、もっと切られているのです。
高度成長期の日本の企業は終身雇用でした。そんな中で、世界に類を見ないような新しい
製品を開発した技術者の、その知識やアイデアはタダ(無料)と考えられてきました。
現代は、その終身雇用制度は大きく崩されているのに、知識やアイデアはタダの感覚だけは、
昔のままなのです。
これは、知識やアイデアを持っている優秀な人たちにとっては、
悲劇的
な状況なのです。
終身雇用でもなく、かと言って、新しいアイデアや企画や技術を産み出しても、何らの評価も
してもらえないんですから。
だから、そういう人たちの多くは、海外の企業に居場所を求めて
日本企業から離脱
したり、
自分で起業
したりしました。
ところが、
さらなる悲劇が・・・
海外の企業に移った人の多くは、その技術やアイデアを吸収されてしまうと解雇
されたと聞きます。
海外の企業は、社内での競争が激しいのですが、終身雇用の下で生きてきた日本人は、
そういう争いが苦手で、持っている物を吐き出してしまうと抜け殻のようになってしま
う人が多いのです。
じゃあ、起業した人は?
こちらも悲惨です。
だって、起業した後のお客さんの多くは日本の企業ですよ。
知識やアイデアはタダ(無料)だと思っている日本企業です。
商売になんかなりません!

マーケティング、
そして、
その後に続く新商品、新サービスの開発
これには、新しい知識やアイデア、技術が必要不可欠です。
これは誰でも分かるでしょう。
でも、その、誰にでも分かる最も重要なモノにかかる費用を、プリンタ用紙やオフィスの
電灯の電気代と同じ感覚で削ってしまっている。
まずは、この状況を変えていかなければ!
そう、皆さん一人一人が、考え方を変えなければ!
ここが変われば、元々は勤勉で優秀な日本人です。

あとは、放っておいても、
ガーッ
と上って行きますよ。
(このシリーズ終わり)
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現代の新商品開発は、とても難しくなりました。
日本は技術力では負けていない。負けているのは、マーケティング力と商品企画力なんです。
皆の、”ちょっとだけ新しい”を目指してしまう心理とコストを先に考える心理が・・・。
そして、徹底的に無駄を無くすために、一般に報道されているのは、大手企業が部品代や
生産機械にかかる費用を節約しているという話ですが、それ以前に知識やアイデアという
目に見えないモノに対する費用は、もっと切られているのです。
高度成長期の日本の企業は終身雇用でした。そんな中で、世界に類を見ないような新しい
製品を開発した技術者の、その知識やアイデアはタダ(無料)と考えられてきました。
現代は、その終身雇用制度は大きく崩されているのに、知識やアイデアはタダの感覚だけは、
昔のままなのです。
これは、知識やアイデアを持っている優秀な人たちにとっては、
悲劇的
な状況なのです。
終身雇用でもなく、かと言って、新しいアイデアや企画や技術を産み出しても、何らの評価も
してもらえないんですから。
だから、そういう人たちの多くは、海外の企業に居場所を求めて
日本企業から離脱
したり、
自分で起業
したりしました。
ところが、
さらなる悲劇が・・・
海外の企業に移った人の多くは、その技術やアイデアを吸収されてしまうと解雇
されたと聞きます。
海外の企業は、社内での競争が激しいのですが、終身雇用の下で生きてきた日本人は、
そういう争いが苦手で、持っている物を吐き出してしまうと抜け殻のようになってしま
う人が多いのです。
じゃあ、起業した人は?
こちらも悲惨です。
だって、起業した後のお客さんの多くは日本の企業ですよ。
知識やアイデアはタダ(無料)だと思っている日本企業です。
商売になんかなりません!

マーケティング、
そして、
その後に続く新商品、新サービスの開発
これには、新しい知識やアイデア、技術が必要不可欠です。
これは誰でも分かるでしょう。
でも、その、誰にでも分かる最も重要なモノにかかる費用を、プリンタ用紙やオフィスの
電灯の電気代と同じ感覚で削ってしまっている。
まずは、この状況を変えていかなければ!
そう、皆さん一人一人が、考え方を変えなければ!
ここが変われば、元々は勤勉で優秀な日本人です。

あとは、放っておいても、
ガーッ
と上って行きますよ。
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