～1000Hzあたり～ 聞こえる範囲

今回のブログは、

聞こえる範囲
～聞こえる最も小さい音のレベル～　聞こえる範囲
～聞こえる大きさの感じ方～　聞こえる範囲

も併せてどうぞ。

人間が聞くことのできる音の範囲

というのは、だいたい↓の図のようになっています。



これは、２０歳前後の若者の平均的な値です。

横軸が周波数で、縦軸が音圧レベルです。

一番下の線が最小可聴閾値（さいしょうかちょういきち）と言って、

聞こえる最も小さい音のレベルです。

最小可聴閾値は周波数毎に大きく違うでしょう？

物理的には同じ音圧レベル（強さ）の音でも、周波数が変われば、

聞こえる大きさの感じ方は変わってしまうのです。

オーディオ機器とか電話などの音声通信機器の開発では、

音の周波数成分として

1000Hzあたり

が最も重要だと言われています。

人間の声を聞き分けるために大切な成分が、このあたりに多いからです。

最近は電子メールが急速に普及して、直接話をしなくても良いケースが増えました。

と言っても、やはり、

声や言葉

が最も重要なコミュニケーション手段ですよね。

私たちは、声や言葉で、単に意思を伝達するだけでなく、

相手の感情を感じたり、自分の感情を伝える事が出来ます。




同じ言葉であっても、

嬉しそうな言い方
怒ったような言い方

など、様々な言い方があるでしょう？

メールなどの文字にしてしまえば変わらないのですが、音声では、そういった感情が

伝わるのです。

つづく-> ～聞こえる周波数の範囲～　聞こえる範囲

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