補聴器ってなに？ ～薬事法～

補聴器ってなに？

も併せてどうぞ！

実際に聞こえが悪くなってきた時に皆さんが考える補聴器について正しい知識を身につけて
頂きたいと思います。
最近は、助聴器や集音器という名称で売られている器械もあります。
そして、補聴器や助聴器、集音器の値段って？
そんなお話もして行きましょう。

新聞などで補聴器の広告を見たことがある人は多いでしょう。

しかし、良く見ると「補聴器」ではなくて・・・

助聴器？
集音器？

そんなことってありませんか？

これって何が違うんでしょうか？

最大の違いは値段ですよね。

助聴器とか集音器って、補聴器の１０分の１くらいの値段

だったりすることもあります。

安い！

しかし、あまりに安すぎるのも、人間は不安になるものです。

なんで、こんなに値段が違うの？

補聴器と助聴器、集音器との最大の違いは、

薬事法

という法律の認可を受けているか、いないかなのです。



補聴器は薬事法で定められた医療機器です。

ですから、薬事法の認可を受けたメーカーしか製造できません。

薬事法には、例えば、耳を傷めないために、補聴器から出る最大出力音圧レベルを調整できる機能

出力制限装置を備えていなければいけない、などの様々な規定が定められています。

設計、開発、製造するための手順も定められていて、それらの規定を守っているか

メーカーは定期的に審査されます。

こういった規定をクリアした製品だけが

補聴器を名乗れる

のです。

広告などで、

助聴器や集音器という名称

で売られている器械は、ほぼ１００％、薬事法で定められた補聴器ではないということです。

つづく-> 補聴器ってなに？　～ハッキリ言ってドル箱～

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