親が喜ぶ話し方 ~無自覚難聴の5つの特徴⑤ (前篇)ちょっとした騒音で言葉が聞き取れなくなる~
- 2021/09/07
- 12:00
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のつづきです。
前回は、あなたの親御さんが「早口で話されるとついていけない」という状態になって
きている?と思ったとして、それは認知症の初期症状なのではなく、加齢による聴覚の
周波数分解能の低下が最大の要因である可能性が高いので、まずは極端なくらいに、
ゆっくりと話してあげることが重要だ、というお話をしました。
無自覚な加齢性難聴の代表的な5つの特徴の5つ目です。
今回の特徴は、みんな気が付いていないけど、40歳を過ぎ
てる人は、ほぼ間違いなく全員が、多少は、この影響を受け
ているはず、という症状です。
今回も、前編、後編の2回に分けて、お話ししましょう。
ちょっとした騒音で
言葉が聞き取れなくなる
というのは、ここまで本シリーズを読んできてくださった皆さん
には、自然に想像できる症状なのではないでしょうか?

そう、人間の耳に入ってくる音(声)は様々な周波数成分が
混ざり合って出来ていて、人間の耳(内耳)は、耳に入ってきた
音がどんな周波数成分で出来ているかを分析して、
その結果を脳へ送っているのでしたね?
人間の脳は、その分析結果を受け取って、そこから言葉の内容を
聞き取り、聞き分け、理解しているのでした。
そして、年を取ってくると、この内耳の分析能力が衰えてきます。
衰えてくると、音の違いの聞き分け(言葉の聞き分けなど)が
なかなか出来なくなってくるのです。
この分析能力のピークは20歳くらいで、そのあとは自然に衰えて
いきます。
そうすると、だいたい40歳くらいから、日常生活や仕事に、何らかの
悪影響が出てくるのです。
でも、
耳に入ってくる音が
声(言葉)だけなら
まだ何とかなります
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親が喜ぶ話し方 ~無自覚難聴の5つの特徴⑤ (前篇)ちょっとした騒音で言葉が聞き取れなくなる~
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- テーマ:対人コミュニケーション
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- カテゴリ:加齢性難聴
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