オトのモノやサービスにおける活用 Part14（アプローチ例：音の調査）

オトのモノやサービスにおける活用 Part1
オトのモノやサービスにおける活用　Part2
オトのモノやサービスにおける活用 Part3（電話編）
オトのモノやサービスにおける活用 Part4（携帯編）
オトのモノやサービスにおける活用 Part5（サウンドロゴ編）
オトのモノやサービスにおける活用 Part6（商品のオト編）
オトのモノやサービスにおける活用 Part7（音の生活マップ編）
オトのモノやサービスにおける活用 Part8（キーグラフ解析編）
オトのモノやサービスにおける活用 Part9（オノマトペ編）
オトのモノやサービスにおける活用 Part10（布団、クッション、衣類編）
オトのモノやサービスにおける活用 Part11（文房具編）
オトのモノやサービスにおける活用 Part12（OA機器編）
オトのモノやサービスにおける活用 Part13（アプローチ例：基本調査）

の続きです。

基本調査を終えたら、次は実際の音の基本的な物理特性を抑えましょう。

これは、マーケティング的な観点から考えれば、必ずしも必要な作業では

ありません。

しかし、マーケティング調査は、その結果から、

ユーザーに新たな価値を提供する新商品や
新サービスを開発し、販売する

のが目的です。

そのためには、早い段階から物理特性を抑えておくのがベストです。

物理的に不可能な商品企画をしてしまっては、後で困りますからね。

具体的には、例えば、以下のような感じです。
（あくまで一例です）

おせんべいの音の収録
　・最初にバリっとかじった音
　・バリバリと食べている音
　・割った時の音
　・パッケージを持った時、バリっと開けた時の音

などなど、様々なシーンの音を収録します。

収録した音の分析
　・音の波形、レベル分析



　・周波数分析



など（この画像は音の分析結果の一例であり、実際のおせんべいの音の結果ではありません）。

これらは、音の専門家にとっては、そんなに難しい作業ではありません。

問題は、この結果を、どのように商品やサービスへ
活かして行くのかなのです。

（このシリーズ終わり）

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