音を目で見る ~マウスのクリック音2~
- 2013/10/12
- 12:07
この記事は、
音を目で見る ~意外な音の影響を調べる~
音を目で見る ~聴覚心理的に見てみる~
と併せてお読みください。
音を目で見る ~マウスのクリック音1~
の続きです。
コンピュータで使う
マウスのクリック音
を分析して、どんな音なのかを調べてみましょう。
前回の記事(音を目で見る ~マウスのクリック音1~)で、2種類のマウスの「クリック音」の波(波形)と、
この音が、どんな周波数で出来ているのかを、FFT分析と呼ばれる、音の分析の世界では最も一般的な
方法で見てみました。
その結果、
う~ん、違うような、変わらないような・・・
という結果でした。
今回は、オトデザイナーズ が得意としている、
聴覚心理的な分析を行ってみましょう。
↓の図を見てください。

これは、聴覚のエキサイテーションパターン(聴神経興奮パターン)と呼ばれる図です。
(エキサイテーションパターンについては、音を目で見る ~聴覚心理的に見てみる~ を参照!)
上がマウスA、下がマウスBの結果です。
薄い水色で囲んだ部分に差が見られます。
500Hzくらいから3000Hzくらい。
マウスBの方が、明らかに強く出ています。
このあたりは、人間の聴覚の感度が最も鋭い周波数帯域です。
FFT分析では分かりませんでしたが、とても特徴的な周波数成分の違いがあるようです。
また、濃いめの紫で囲んだあたりを見てください。
マウスBの方が横幅が広いでしょう?
つまり、マウスBの方が、音が響いているということです。
まとめますと、
人間は、マウスBの音の方が、強く、鋭く、響きもある
音に感じる
可能性があるということです。
マウスの使用環境を考えますと、
マウスAは、静かで落ち着いた作業ができるでしょう。
マウスBは、リズムに乗ってバリバリ仕事をこなしたい時に
適しているでしょう。
ただし、マウスBは、あまりカチカチやり過ぎると、周囲の人にうるさがられる可能性がありますね。
このような、聴覚心理的な音の分析結果は、
その音が人間の感覚や感情に及ぼす影響を予想しやすい
んですよ!
つづく-> 音を目で見る ~おせんべい1~
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この音が、どんな周波数で出来ているのかを、FFT分析と呼ばれる、音の分析の世界では最も一般的な
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その結果、
う~ん、違うような、変わらないような・・・
という結果でした。
今回は、オトデザイナーズ が得意としている、
聴覚心理的な分析を行ってみましょう。
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これは、聴覚のエキサイテーションパターン(聴神経興奮パターン)と呼ばれる図です。
(エキサイテーションパターンについては、音を目で見る ~聴覚心理的に見てみる~ を参照!)
上がマウスA、下がマウスBの結果です。
薄い水色で囲んだ部分に差が見られます。
500Hzくらいから3000Hzくらい。
マウスBの方が、明らかに強く出ています。
このあたりは、人間の聴覚の感度が最も鋭い周波数帯域です。
FFT分析では分かりませんでしたが、とても特徴的な周波数成分の違いがあるようです。
また、濃いめの紫で囲んだあたりを見てください。
マウスBの方が横幅が広いでしょう?
つまり、マウスBの方が、音が響いているということです。
まとめますと、
人間は、マウスBの音の方が、強く、鋭く、響きもある
音に感じる
可能性があるということです。
マウスの使用環境を考えますと、
マウスAは、静かで落ち着いた作業ができるでしょう。
マウスBは、リズムに乗ってバリバリ仕事をこなしたい時に
適しているでしょう。
ただし、マウスBは、あまりカチカチやり過ぎると、周囲の人にうるさがられる可能性がありますね。
このような、聴覚心理的な音の分析結果は、
その音が人間の感覚や感情に及ぼす影響を予想しやすい
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