加齢性難聴の聞こえを体験してみよう! の続きです。
(聞きやすいように音量は上げてあります。実際は、これで音が小さい状態です)
これを聞いた方は、一様に皆さん、とても驚かれます。
中には、
いっくら何でも、こんなに酷い聞こえ方じゃないでしょう?
という方もいます。
もちろん、ある日突然、このような聞こえ方になったら、誰もがビックリして、
すぐに病院へ行くでしょう。
でも、人間の聴覚は、20歳がピーク。
20歳を過ぎると、誰もが、少しずつ、少しずつ、このような聞こえに
近づいて行くのです。
70~80歳代くらいの方は、50年~60年かけて、
毎日少しずつ、
このような聞こえに 近づいて行っているのです。
だから、高齢者自身も、自分がこのような聞こえになっていることに、
気づいていない。
そう、つまり、
大部分の高齢者に自覚が無い
のです。
そこで話が伝わらないと、相手の喋り方が悪かったり、説明が
不親切だと感じてしまうんです。
近年、接客の現場やコールセンターなどで、シニア世代のお客様を
怒らせて しまうケースが、とても多くなってきています。
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Author:マスク越しでも会話が伝わるアプリ「想いやりトーク」オトデザイナーズ・坂本真一
音と耳をキーワードに新たな価値を創造する。オトデザイナーズのブログです。
高齢者(シニア)とのコミュニケーション講習や、コミュニケーションスキルアップツール「ジェロトーク」の開発をはじめ、聴覚心理学に基づいた製品開発やビジネス支援のプロです。
マスク越しでも会話が伝わるアプリ「想いやりトーク」を無料配信中。
京都光華女子大学客員教授。工学博士。技術経営修士。