高齢者応対技術と補聴器(ここまでをまとめ読み!)
- 2017/02/14
- 17:28
当ブログでは、これまで、高齢者の聞こえの特徴について、様々なお話しをしてきました。
高齢者の聞こえの特徴を知ることは、高齢者とのより良いコミュニケーションを実現するために
とても重要です。
実際、オトデザイナーズには、近年、コールセンターの企業さんや窓口業務が多い
金融、証券会社、自治体などから、高齢者とのコミュニケーションに関する社員研修を
お願いしたいという依頼が数多く来ています。

オトデザイナーズは、技術開発ベンチャーです。
任天堂さんとゲームの開発をしたのをはじめ、今でも、家電メーカーや自動車会社など、
様々な業種の企業と新技術や新製品の開発を行っています。
だけど最近、そんなベンチャー仲間の経営者の皆さんと飲みに行ったりすると、
オトデザイナーズさんってセミナー会社になったの?
なんて言われたりします。
いやいや、そんことはないのですが・・・
つまり、
高齢者とのより良いコミュニケーションを実現したいという
ニーズがとても多い
のです。
そして、オトデザイナーズがそのニーズにお応えすることが、
社会の役に立つと考えているのです。
その大部分は、コールセンターや窓口業務などの接客業の方々です。
なぜでしょう?
答えはカンタン!
お客様の大部分が高齢者だから
です。

日本は超高齢化社会を迎え、人口に占める高齢者の割合がとても高くなっています。
そして、今の高齢者の多くは、高度成長期やバブル経済期に貯蓄をした
裕福な方々が多いのです。
日本の金融資産の半分以上を高齢者が占める
とも言われています。
もちろん、年金だけで生活をされている高齢者もたくさんいます。
しかし、国内の金融資産の割合を見ると、国の富の大部分を持っているのは
高齢者なのです。
だから、
高齢者の方々にお金を使ってもらわねば、
企業の業績は上がりませんし、
国の景気も良くなりません。
コールセンターや接客をされている方々は、この現状を、常に肌で感じています。
だから、少しでも高齢なお客さまからの支持を得たいと、オトデザイナーズに
駆け込んでくるのです。
人間は、年を取れば、誰でも聞こえが衰えてきます。
体力が落ちてきたり、視力落ちてきたりするのと同じです。
当ブログで繰り返しお話ししてきているように、聞こえの衰えは、単に耳栓をしたような状態、
つまり、ただ単に音が小さく聞こえる状態とは、まるで違います。
大きい声で話せば伝わるという訳ではないのです。

しっかりとコミュニケーションを取るためには、
知識と技術
が必要なのです。
それが、高齢者応対技術です。
お客様と直に接するお仕事の方々は、この高齢者応対技術を身につけていなければ、
良い仕事が出来ない時代になっているのです。
ところで、視力が落ちてくると、誰でもメガネをしたり、コンタクトレンズをしたりしますね?
でも、補聴器をしている人って、あまり見かけません。
目が悪くなる人に比べて、耳が悪くなる人の割合って、そんなに低いのでしょうか?
実は、そんな事はありません。
日本の補聴器普及率は、欧米先進諸国と比べて、とても低いと言われています。
日本には、補聴器を使う習慣が根付いておらず、よって補聴器を使っている人に
対する偏見も未だに根強くあります。
人間は20歳をピークに、誰もが聞こえが悪くなって行きます。
だから、補聴器はメガネやコンタクトレンズと同じくらい普及していてもおかしくないのです。

考えてみてください。
メガネやコンタクトレンズを使う人の数が
補聴器を使う人の数と同じになったら?
危険極まりないですね!
生活でも仕事でも、困ってしまう場面だらけでしょう。
聞こえの衰えで、最も問題になるのがコミュニケーションです。
つまり、補聴器の普及率が低い日本は、コミュニケーションに困ってしまう人だらけの
状態であり、そういう方たちが国の金融資産の大部分を有しているということなのです。
つづく-> 高齢者応対技術と補聴器(ここまでをまとめ読み! その2)
↓このブログを応援してくださる方は↓
↓クリックよろしくお願いします↓
高齢者の聞こえの特徴を知ることは、高齢者とのより良いコミュニケーションを実現するために
とても重要です。
実際、オトデザイナーズには、近年、コールセンターの企業さんや窓口業務が多い
金融、証券会社、自治体などから、高齢者とのコミュニケーションに関する社員研修を
お願いしたいという依頼が数多く来ています。

オトデザイナーズは、技術開発ベンチャーです。
任天堂さんとゲームの開発をしたのをはじめ、今でも、家電メーカーや自動車会社など、
様々な業種の企業と新技術や新製品の開発を行っています。
だけど最近、そんなベンチャー仲間の経営者の皆さんと飲みに行ったりすると、
オトデザイナーズさんってセミナー会社になったの?
なんて言われたりします。
いやいや、そんことはないのですが・・・
つまり、
高齢者とのより良いコミュニケーションを実現したいという
ニーズがとても多い
のです。
そして、オトデザイナーズがそのニーズにお応えすることが、
社会の役に立つと考えているのです。
その大部分は、コールセンターや窓口業務などの接客業の方々です。
なぜでしょう?
答えはカンタン!
お客様の大部分が高齢者だから
です。

日本は超高齢化社会を迎え、人口に占める高齢者の割合がとても高くなっています。
そして、今の高齢者の多くは、高度成長期やバブル経済期に貯蓄をした
裕福な方々が多いのです。
日本の金融資産の半分以上を高齢者が占める
とも言われています。
もちろん、年金だけで生活をされている高齢者もたくさんいます。
しかし、国内の金融資産の割合を見ると、国の富の大部分を持っているのは
高齢者なのです。
だから、
高齢者の方々にお金を使ってもらわねば、
企業の業績は上がりませんし、
国の景気も良くなりません。
コールセンターや接客をされている方々は、この現状を、常に肌で感じています。
だから、少しでも高齢なお客さまからの支持を得たいと、オトデザイナーズに
駆け込んでくるのです。
人間は、年を取れば、誰でも聞こえが衰えてきます。
体力が落ちてきたり、視力落ちてきたりするのと同じです。
当ブログで繰り返しお話ししてきているように、聞こえの衰えは、単に耳栓をしたような状態、
つまり、ただ単に音が小さく聞こえる状態とは、まるで違います。
大きい声で話せば伝わるという訳ではないのです。

しっかりとコミュニケーションを取るためには、
知識と技術
が必要なのです。
それが、高齢者応対技術です。
お客様と直に接するお仕事の方々は、この高齢者応対技術を身につけていなければ、
良い仕事が出来ない時代になっているのです。
ところで、視力が落ちてくると、誰でもメガネをしたり、コンタクトレンズをしたりしますね?
でも、補聴器をしている人って、あまり見かけません。
目が悪くなる人に比べて、耳が悪くなる人の割合って、そんなに低いのでしょうか?
実は、そんな事はありません。
日本の補聴器普及率は、欧米先進諸国と比べて、とても低いと言われています。
日本には、補聴器を使う習慣が根付いておらず、よって補聴器を使っている人に
対する偏見も未だに根強くあります。
人間は20歳をピークに、誰もが聞こえが悪くなって行きます。
だから、補聴器はメガネやコンタクトレンズと同じくらい普及していてもおかしくないのです。

考えてみてください。
メガネやコンタクトレンズを使う人の数が
補聴器を使う人の数と同じになったら?
危険極まりないですね!
生活でも仕事でも、困ってしまう場面だらけでしょう。
聞こえの衰えで、最も問題になるのがコミュニケーションです。
つまり、補聴器の普及率が低い日本は、コミュニケーションに困ってしまう人だらけの
状態であり、そういう方たちが国の金融資産の大部分を有しているということなのです。
つづく-> 高齢者応対技術と補聴器(ここまでをまとめ読み! その2)
↓このブログを応援してくださる方は↓
↓クリックよろしくお願いします↓

- テーマ:ビジネス
- ジャンル:ビジネス
- カテゴリ:「伝わる」技術
- CM:0
- TB:0