擬人化音声(ソラミミクイズ)を利用する (ここまでをまとめ読み! Part4)
- 2016/10/25
- 17:04
擬人化音声(ソラミミクイズ)を利用する (ここまでをまとめ読み)
擬人化音声(ソラミミクイズ)を利用する (ここまでをまとめ読み Part2)
擬人化音声(ソラミミクイズ)を利用する (ここまでをまとめ読み! Part3)
も併せてどうぞ!
擬人化音声は、脳を活性化させる、いわゆる脳トレ効果のあることが分かっているので、
認知症の予防、脳障害者のリハビリなど、福祉の分野で活用されることが期待されてい
るのです。最初にこの音を聞いた時は、ほとんどの人が何を言っているか分かりません。
でも、答えを見せられると、大部分の人が、ホントだ!そう言ってる!という反応を示
します。健康カプセル!元気の時間(TBS)の三宅裕司さん達もそうでしたね。
今までの脳トレゲームなどのように、本人が一生懸命に頑張らなくても、脳を勝手に動か
し、活性化するのです。医療、福祉の分野だけでなく、エンターテーメントやゲームの世
界、広告宣伝の現場からも注目されています。任天堂とオトデザイナーズの共同開発
Wiiソフト「キキトリック」では、擬人化音声の原型である劣化雑音音声が、ゲーム主人
公「ノイズ君」の声として使われています。そして、今注目なのがサウンドロゴ。
サウンドロゴで最も重要なのは、短時間で人の注意をひくこと。短時間で注意をひくため
には、ある程度、インパクトのある音でなければいけません。しかし、注意をひき、記憶に
残るような音というのは、ほとんどの場合が、不快、うるさいという感覚をも呼び起こします。
擬人化音には、そんな不快さがないのです。なぜでしょう?
当ブログの読者ならご存知のように、擬人化音声は、
自然にある音をベースにしています
人の気を引くために、インパクトのある特殊なサウンドを合成しているわけではありません。
川のせせらぎ、音楽、鳥や動物の鳴き声など、どこにでもある自然の音に、人間の声、
言葉を埋め込んでいるのです。
だから、いきなり ジャン などという突発音を出して驚かしたり、同じ音楽を繰り返し流し
て、相手が不快になるのを覚悟の上でPRし続けるということがないのです。
はじめは誰も気づかないかもしれません
だって、自然の音ですから。

でも、何かのキッカケで気付いてもらえれば、あとは、その言葉にしか聞こえなくなるのです。
しかも、それを聞いてもらえれば脳トレ効果も期待できる。
つまり、企業のためでなく、お客様のためのサウンドロゴにできるのです。
川のせせらぎ、きいてみてください。
今までのサウンドロゴや宣伝音楽、音声とは全く正反対の考え方だということが
ご理解頂けるでしょう?
お客様に無理やり気付きを与えるのではないのです。
無理に注意をひこうとするわけでもないのです。
ただただ自然に、その商品やサービスや、そのショップの良さを
伝える
もちろん、伝わるような工夫が必要です。
でもそれは、決して、大きな音や突飛な音を出して、強引に注意をひくような
そんな手法ではないのです。
今日は、
ゴマをする音
聞いてみてください。
言葉の連呼
大音量での音楽の垂れ流し
もう
ウンザリ
ではありませんか?
あれって誰のためにやっているのでしょうか?
本当に、集客効果があるのでしょうか?
本当に、購買意欲が上るのでしょうか
私の知る限り、ほとんどのモノは
逆効果
やっている側だけが満足している感じです。
もっと、もっと、視聴者やお客さんの側に立って考えないと!
今日は、
プルタブ
聞いてみてください。
私の良く知る聴覚心理学の権威の先生が、
現代社会を、
音の軍拡競争
と表現したことがあります。
ある企業が、宣伝のための音楽やアナウンスを流します。
ライバル企業は、それに負けじと、さらに大音量で、音楽やアナウンスを流します。
そして、別の企業が・・・
最初に流した企業はもっと大音量で・・・
お客さんにとっては、迷惑以外のなにものでもありません。
しかも、そんなやり方をしたって、決して、お客様の心には響きません。
軍拡競争から脱出して、お客様の視点に立ったプロモーションをしてください。
今日は、夏らしく、
ひぐらし
聞いてみてください。
(このシリーズ終わり)
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認知症の予防、脳障害者のリハビリなど、福祉の分野で活用されることが期待されてい
るのです。最初にこの音を聞いた時は、ほとんどの人が何を言っているか分かりません。
でも、答えを見せられると、大部分の人が、ホントだ!そう言ってる!という反応を示
します。健康カプセル!元気の時間(TBS)の三宅裕司さん達もそうでしたね。
今までの脳トレゲームなどのように、本人が一生懸命に頑張らなくても、脳を勝手に動か
し、活性化するのです。医療、福祉の分野だけでなく、エンターテーメントやゲームの世
界、広告宣伝の現場からも注目されています。任天堂とオトデザイナーズの共同開発
Wiiソフト「キキトリック」では、擬人化音声の原型である劣化雑音音声が、ゲーム主人
公「ノイズ君」の声として使われています。そして、今注目なのがサウンドロゴ。
サウンドロゴで最も重要なのは、短時間で人の注意をひくこと。短時間で注意をひくため
には、ある程度、インパクトのある音でなければいけません。しかし、注意をひき、記憶に
残るような音というのは、ほとんどの場合が、不快、うるさいという感覚をも呼び起こします。
擬人化音には、そんな不快さがないのです。なぜでしょう?
当ブログの読者ならご存知のように、擬人化音声は、
自然にある音をベースにしています
人の気を引くために、インパクトのある特殊なサウンドを合成しているわけではありません。
川のせせらぎ、音楽、鳥や動物の鳴き声など、どこにでもある自然の音に、人間の声、
言葉を埋め込んでいるのです。
だから、いきなり ジャン などという突発音を出して驚かしたり、同じ音楽を繰り返し流し
て、相手が不快になるのを覚悟の上でPRし続けるということがないのです。
はじめは誰も気づかないかもしれません
だって、自然の音ですから。

でも、何かのキッカケで気付いてもらえれば、あとは、その言葉にしか聞こえなくなるのです。
しかも、それを聞いてもらえれば脳トレ効果も期待できる。
つまり、企業のためでなく、お客様のためのサウンドロゴにできるのです。
川のせせらぎ、きいてみてください。
今までのサウンドロゴや宣伝音楽、音声とは全く正反対の考え方だということが
ご理解頂けるでしょう?
お客様に無理やり気付きを与えるのではないのです。
無理に注意をひこうとするわけでもないのです。
ただただ自然に、その商品やサービスや、そのショップの良さを
伝える
もちろん、伝わるような工夫が必要です。
でもそれは、決して、大きな音や突飛な音を出して、強引に注意をひくような
そんな手法ではないのです。
今日は、
ゴマをする音
聞いてみてください。
言葉の連呼
大音量での音楽の垂れ流し
もう
ウンザリ
ではありませんか?
あれって誰のためにやっているのでしょうか?
本当に、集客効果があるのでしょうか?
本当に、購買意欲が上るのでしょうか
私の知る限り、ほとんどのモノは
逆効果
やっている側だけが満足している感じです。
もっと、もっと、視聴者やお客さんの側に立って考えないと!
今日は、
プルタブ
聞いてみてください。
私の良く知る聴覚心理学の権威の先生が、
現代社会を、
音の軍拡競争
と表現したことがあります。
ある企業が、宣伝のための音楽やアナウンスを流します。
ライバル企業は、それに負けじと、さらに大音量で、音楽やアナウンスを流します。
そして、別の企業が・・・
最初に流した企業はもっと大音量で・・・
お客さんにとっては、迷惑以外のなにものでもありません。
しかも、そんなやり方をしたって、決して、お客様の心には響きません。
軍拡競争から脱出して、お客様の視点に立ったプロモーションをしてください。
今日は、夏らしく、
ひぐらし
聞いてみてください。
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